【勃起不全】EDの4つの分類と原因&治し方

デカチン研究所松島です。

この記事は・・

 

「EDについて詳しく知りたい!」

「EDの原因と治し方は?」

 

という方向けの記事です。

プロの私がどこよりも詳しく教えますよ。

 

目次

器質性ED

 

セックスをするときはペニスが勃起して女性器に挿入しやすくなる必要があるんですが、ED(勃起不全)になると挿入ができないためお互いに快感を得ることができません。

EDが発生する要因はいくつかあり、その要因によって4つのタイプに分かれています。

器質性EDは、血管の状態、神経の状態が影響して起こるEDです。

 

器質性EDが起こる原因

4つの種類の中で器質性EDは動脈硬化と神経障害が発症の要因として考えられます。
動脈硬化は、食生活や加齢などにより起きる症状ですが、血管が硬化すると血液の循環が悪くなります。
勃起には海綿体に血流を集める必要がありますが、動脈硬化になると血流が悪くなりEDを発症する可能性があります。

 

生活習慣病との関連性

動脈硬化が起こる要因として、過度な喫煙やお酒の飲みすぎなどが挙げられますが、これらは糖尿病や高脂血症、高血圧を引き起こす要因でもあります。
つまり生活習慣病を持つ人は、局質性EDを発症する可能性も高くなっていると考えられますので、注意しましょう。

 

年齢による傾向

動脈硬化や神経障害(脳腫瘍・脳出血・アルツハイマー病等)は、新陳代謝、細胞の活性化が低下すると起きやすくなります。
器質性EDは、若いときよりも年齢を重ねてからのほうが起きやすく、50代以上の人のEDの主な原因となっています。

 

改善方法

器質性EDを発症した時に、EDが完治するのはなかなか大変です。
ここまでに紹介したように、生活習慣病から器質性EDを発症する可能性が高いことがわかっていますので、喫煙を控える、暴飲暴食を控えるなど生活習慣を見直すことが改善に繋がると思います。

 

まとめ
 器質性EDは動脈硬化が原因の時もある

 生活習慣の見直しで改善させることができる

 これらのEDは加齢によって起きやすい

 

 

心因性ED

https://twitter.com/kataku_musou/status/1445657353093664769

ペニスの勃起は性的な興奮を感じることで、起きるものです。

物理的には、血流がペニスに集まることが勃起に繋がりますが、興奮しなければ血流が良くても勃起はしません。

心因性EDは、この性的興奮と関連性があります。

 

心因性EDの発症要因1

心因性EDというのは、何らかの精神的なストレスによって、性的な興奮がペニスに伝わらずに起こるEDです。
仕事でのストレスだったり、夫婦関係だったり原因は様々ですが、日常の中で起きたストレスからいつ発症しても不思議ではありません。

 

心因性EDの発症要因2

過去のセックスでの失敗がトラウマとして残ることで起きることもあるようです。

例えば、たまたま寝不足や体調不良になっていて、セックスの最中に中折れしたり、普段よりも早く射精してしまったなどという失敗が過去にあったとします。

これをセックスの最中に思い出してしまい、不安がよぎった瞬間、萎えてしまうのも心因性EDのひとつです。

 

年齢との関連性

年齢を重ねて体力・精力が減退することでEDは起きるようなイメージですが、心因性EDは精神的なストレスなどが原因のため、年齢との関連はあまりありません。
仕事や家庭生活でのストレスを感じやすい30代から40代の男性に多い傾向があります。

 

心因性EDの対処方法

身体的な原因で起こるEDは、治療薬や生活習慣の改善など、対処法は比較的簡単です。
心因的EDは、発生要因となるストレスなどを特定することが難しく、改善するには時間が必要です。
カウンセリングなどで、専門の医師に相談することが近道です。

 

まとめ
 過去の失敗を引きずると起きやすい

 30代・40代の元気世代に多い

 ストレスをためない工夫が改善のポイント

 

 

混合型ED

 

昔はED(勃起不全)というと、60代くらいの高齢になってから起きるものと思われていました。

もちろん、肉体的な衰えとEDには相関関係があるのは事実ですが、最近は精神的な悩みやストレスからEDになる人も多くなっています。

肉体的な衰えと精神的なストレスの両方が原因で起こるEDを混合型EDと呼んでいます。

 

最も発症の多いEDタイプ

近年のEDの現状を調べてみると、動脈硬化等が要因、精神的なストレスが要因など、局質性、心因性だけが原因で起こる人よりも、両方の要素が合わさった混合型が多くなっています。
ストレスを抱えていた人が、糖尿病や高血圧症などの生活習慣病の傾向になり、EDを発症することが現在は多く、日本の社会の複雑さが影響をしているのかもしれませんね。

 

混合型ED発症要因1

混合型は、局質性・心因性の双方の要因が合わさって起きるEDですが、肉体的な問題・症状が主となり混合型のEDになる人の方が多いそうです。
糖尿病や動脈硬化、高脂血症などは成人病の代表的なものですが、この体調の悪化からストレスを感じることが多くなり、最終的に混合型EDへと繋がってしまうようです。

 

混合型ED発症要因2

混合型は50代・60代で発症する人が多い傾向ですが、動脈硬化、脳関連の症状はこの世代に多く、そこにストレスが加わることで起きやすくなっています。
肉体的な病気や体力の低下を感じたら発症する可能性が高くなるので、注意が必要です。

 

発症時の対処法

混合型のEDを発症した場合は、バイアグラなどのED治療薬だけでは改善しない可能性もあります。
専門医に相談して、適切な治療を受けるようにしましょう。

 

まとめ
 生活習慣とストレスが原因

 一番多いEDのタイプ

 日常生活の見直しにより改善

 

 

薬剤性ED

EDを発症してしまうと、セックスを楽しめないことはもちろん、男性としての自信を失うことにも繋がります。

EDというと、精神的なストレスと加齢による衰えなどが原因と思われがちですが、様々な病気の治療のために服用する薬が原因になっていることもあります。

薬剤の服用によって起きるEDを薬剤性EDと呼びます。

 

薬剤性EDの要因となる症状

服用する薬剤によって、EDが発症する可能性があります。
うつ病の治療を受けている、不整脈や高血圧治療を受けている、睡眠が不安定で睡眠治療を受けているなどの場合は、薬剤性EDになる可能性があります。

 

薬剤性EDが発生する薬剤について

服用する薬剤から薬剤性EDは発症する可能性があります。
一般的に服用するものとしては、解熱剤・睡眠薬なども可能性があります。
医療機関から提供・投与されるものでは、抗うつ薬、抗精神疾患薬、麻酔薬、利尿剤、不整脈治療薬等があります。

 

年齢による発症の違い

服用・投与する薬剤により起きる薬剤性EDは、もともとの病気や症状と関連性があります。
加齢による病気の薬剤からの発症もありますが、年齢が大きな要因とは限りません。

 

発症時の対処方法

薬剤性EDは、他のEDと違い、薬剤の服用・投与が主な要因となっています。
もちろん、薬剤を服用するもとになっている病気・症状の改善が前提ですが、服用を引けることで改善できる可能性が高くなります。

 

まとめ
 解熱剤や睡眠薬が要因になることもある

 薬剤を多く服用していると起きやすい

 ED治療薬の効果が低くなる可能性がある

 

 

ED(勃起不全)と言えば、高齢になって体力・精力が衰えるから起きるものだと思っていましたが、最近の社会はストレスのもとになるものが多く要因は様々になっています。

EDを発症したら、自分のEDのタイプを把握して適切な対処をとるようにしましょう。
いつまでもビンビンでいたいものです。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次
閉じる